アクリル注型素材について
アクリル注型素材とは、通常では製造に時間がかかるアクリル素材を弊社独自の重合方法により短期間で製造いたします。キャストアクリルの規格にないサイズの製作が可能で、切削材料や展示台などのディスプレイ用途などに活用していただいております。
注型ブロック
- 厚み100mm以上の板の製作ができます
- 重合材料よりも製作納期が短く、重合層がありません
- サイズによっては重合層が出る場合があります
- ご希望のサイズで製作いたしますので、材料取りの無駄がありません
- 設備の都合上、寸法出しや磨き仕上げが出来ないサイズは素材までの受注となります。
注型丸棒
- 100Φ以上のサイズの丸棒の製作ができます(200Φ、250Φなど)
- ご希望の長さで製作いたしますので、材料取りの無駄がありません(80Φ×長さ300mmなど)
注型パイプ(ドーナツ型)
- キャストパイプにないサイズの製作ができます(150Φ×50Φ、430Φ×200Φなど)
- ご希望の長さでの製作ができます
注型アクリル カラー/ラメ
- ご希望のカラーアクリルを注型品にて製作いたします(カラーによっては製作できないものもございますので都度ご確認ください)
- ブロック、丸棒、パイプ、球体などの製作ができます
- 透明+カラーのような異なる色を一体物で製作できます
封入品
透明度の高いアクリルの中に物を封入することにより、高級感の演出や品物の長期期間の鑑賞・保管をすることができます。
また、1点ものや試作製作もいたします。お気軽にお問い合わせください。
また、1点ものや試作製作もいたします。お気軽にお問い合わせください。
注意事項
※アクリル注型品の特徴
注型品はアクリコンという原料を真空圧縮製法にて製作するため
見た目は同じようでも通常のアクリル板(押出・キャスト)に比べ
非常に分子量が少なく分子結合力も弱い製品です。
そのため加工時のリスク(クラックや割れ)が高く遠慮されてきましたが
近年の傾向としましては機械性能や刃物の向上から大型ブロック素材など
切削材料としての注文も増加傾向です。
※封入品の注意点(不向きな物)
- 水分を含んだ物。
- 高温に耐えられない物。
- 高圧に耐えられない物。
- アクリル材料に溶ける物。
- 塗装や着色が染み出る物。
- 形状などによりうまく封入できない物。